各種部活が午前で活動が終わり、人一人いなくなった休日の校庭にジャージ姿の男性教師がたたずんでいる。 見るからに体育教師…というにはいささか腹が出た中年男性であるが、その胸に『教員』と書かれているので教員なのであろう。 その教師の下へと一人の女生徒がその大きな胸を揺らして走り寄ってきた。 「先生、お待たせしました」 彼女の名は榊。口数は少ないが成績、生活、発育すべて良く、また疑うことを知らない性格であった。 今日も教員の「当日休んだ為に体力テストを受けていないため一人で補習だ」という言葉を鵜呑みにしてやってきている。 「うむ、ちゃんと着替えてきたようだな」 「はい…ですがすみません。休日にわざわざ体操服まで用意してくださって…」 「構わん構わん。そうしないと休日にわざわざ生徒を呼び出した教員になってしまうからね。  …今から行うのはすべて公式の体力テストではあるが我々は授業ではなくただ校庭で"私服で"遊んでいるだけだ。いいね?」 「はい」 昨今の決まり事の抜け穴をくぐるためにはそういう事も必要なものなのだろう、 と榊は納得して教員の用意した体操服に袖を通していた。 上こそは普通の体操服であるのだが、下はあまりにも鋭い角度がついたハイレグブルマで 自身の下着はどう頑張ってもサイドがはみ出てしまう為に流石に榊は履くのを躊躇した。 だが、休んだ者は記録なしと言われていた体力テストの補習を せっかく準備してくださった教員の好意を無駄には出来ぬと榊はノーパンでそのブルマを履き、校庭に立っていた。 「さて、まずは柔軟からだな、しっかりとやるように」 「はい」 教員の言葉に従って榊は柔軟を始める…が、その耳にカシャリカシャリという音が飛び込んできた。 「あの…先生?なぜ写真を?」 「ああ、正しい姿勢を取れているからな。指導の見本として写真を撮っておきたいんだ。気にしなくていいぞ」 外から見れば姿勢を参考に、というにはあまりに股間や胸にカメラが向いているように思えるが、 気にしなくていいという言葉に従い榊は気にすることなく柔軟を続けていく。 胸を張って背を反らすポーズを取った時などは連写モードでものすごい勢いでシャッター音が切られていたが些末事なのだろう。 深呼吸まで終えた榊に教員はまずは50m走だと指示を出す。 白線が引かれた位置まで移動し、榊はスタート位置についた。 「ああ、待て待て。榊、お前自分でストップウォッチを持て」 「はい?」 いわく、他の生徒は器具を使ってのクラウチングスタートであったが器具が借りられなかったため、 榊だけがスタンディングスタートになり公平性にかけるというものであった。 故に教員が足で器具の代わりをし、ゴールラインを越えたところで自分でストップウォッチを押すようにとのことだ。 「はい、わかりました」 イマイチ腑に落ちないが、不正防止や測り間違えの為に、正面とゴールラインにはカメラを置くと言っているので それで公平性が保てるというのだから保てるのだろう。 「それでは位置についてぇ………よぉい!………スタート!」 たっぷりと3秒以上間をおき、やはりクラウチングポーズも撮影されてから榊は走り出す。 スポーツ用のブラなど存在しない爆乳がブルンたぷんと揺れて暴れているがそれを気にしないような速さで榊は50mを駆け抜けた。 「それじゃあ二本目だ。だがなあちょっと惜しいんだ榊。もう一度スタートについてみろ」 そう言われて再び教員の目の前でしゃがみクラウチングスタートの姿勢をとる。 そんな榊の腰へと教員の手が伸びてきた。 「ここの角度だ。もう少しここを上げて…そうそうそれでいい。これでもっと良くなるはずだ」 「ありがとうございます」 ブルマ越しに膣を撫でられ、ブルマを尻に食い込ませてから少しばかり尻を揉まれてから腰の角度を変えられた。 それで良くなるはずというのだからよくなるのだろう。 実際、二度目のタイムは1回目より0.2秒ほど早かった。 連写はもちろんされた。 長座体前屈の器具は借りられたようであるが、いざ座って行うとなった際には 「お前の胸では正確に測れんだろう。左右に避けてやる」 そういうと教員は榊の体操服を脱がせるとあれよという間にブラまで外してしまった。 青空の下で半裸にされ、身を守るものはハイレグのブルマと靴下だけにされた榊であったが、 記録を正確に測るためだと声を押し殺した。 そうして教員に胸を持たれたまま始まった長座体前屈。 確かに普段では止まってしまう位置よりも深く身体を曲げられていた。 「んっ…ふぅっ…んんっ…。せっ、せんせぃっ…ちくっ…び、いじら、あっ♡」 「ンん~?榊、ちゃんと言わんと何を言っているのか聞こえんぞ?乳首を以外も弄って欲しい?そうかそうか」 「違っ…んふぅっ!んんっ…ふぅっ♡…!」 捕まれた胸が激しくもまれ、より激しく乳首を弄り倒される。 元々乳首は敏感ではあったが、教員がテクニシャンであったからか榊はあっという間に絶頂へと導かれてしまった。 クタリと力が抜けた結果、自身のベスト記録は更新されていた。 その後、体操服だけは返され体力テストは続くこととなった。 榊のブラは教員の薄くなった頭を保護するために使われている。 先ほどイってしまった榊のブルマの股間部分はじんわりと変色しており、それが汗によるものではないというのは榊本人がよくわかっていた。 しかし、それでも体力テストは自己ベストを更新し続けているため、 これは自分の為に行われている行為だと解釈して榊は体力テストを続けていく。 「そんなに胸が大きくては正確な腹筋の測定が出来まい」 上体起こしでは今度は乳首を摘ままれての測定となり、 「もっと腰を落とせ!思いっきりがに股になって俺に股間を近づけるつもりで握ってみろ!」 握力測定では教員の顔を跨いでそこで大きく股を開いての測定をされ、 「敏捷性においてはお前の胸は武器だ!円運動を描くように胸を跳ねさせろ!」 と反復横跳びでは何やら意味の分からない持論を展開して上半身裸で胸を大きく揺らして測定され、 「尻から落ちるつもりで飛べ!そうすればもっと跳べる!」 と立ち幅跳びではまともそうなことを言ったかと思えば 「汚れてしまって気持ち悪いだろう…拭いてやるから脱ぎなさい」 とシャトルランの前にとうとう靴と靴下のみの姿にされ、股間を拭かれ、その姿のまま走らされた。 当然、すべてはスマホとカメラで撮影されている。 「これで体力テストは以上だ。続けて保健室で身体測定をやるぞ」 そう言って榊の肩を抱いて移動を始めた教員に対して、ほぼ全裸の榊は顔を真っ赤にしながら頷いた。 恥ずかしい思いは確かにしたが、すべての計測において自己ベストを更新したのは事実であった。 そのため、一人でなければ出来ない測定ではあるが確かな指導であると納得した榊は大人しくそれについていったのだった。 翌日、その教員は学校から姿を消した。 というよりそもそもそのような教員などはじめから居なかった。 だが体育教師の机の上には確かに休んで測定していなかった榊の体力テストの記録は残っていたし、 保険教諭の机の上には榊のスリーサイズを始めとした各種身体測定結果も残されていた。 榊本人に聞けば体力測定と身体検査を教員にやって頂いたという答えしか返ってこない不可思議な事件となった。 そして榊にも身の回りに一つだけ変化があった。 それは本人も知らないし、多くの生徒がそうであるように開くことのない生徒手帳の最後尾のメモ欄。 そこには榊の乳首の直径や乳房の重さ、尻の穴のしわの数に至るまで通常死ぬまで本人が知ることはないパーソナルデータが描きこまれていた。