[main] くー : 「・・・」
サウナの部屋の前を行ったり来たりする小さな影。
異形で硬質的な手足や首元から、彼女はどうやらルーンフォークらしい。
そわそわと、見慣れない設備などに目をやりながらも、やってくるお客様…にーとねーたちのお世話をして、役に立てる機会をうかがっているようだ

[main] くー : (お客さんがきたら、いらっしゃいませ……施設のご利用を、説明。です)従業員から言われたことを、頭の中で反芻する

[main] マシュヤ・シャイング : 「…………」
その小さな影を………少年は遠目から見せていた。
名はマシュヤ・シャイング。
男性の人間で16歳だがその身長は少し小さめである。
吊り目で表情も薄く口数も少なく、表情も険しい。
が。

[main] マシュヤ・シャイング : (あああこの時間帯なら誰もいないと思ってたら女の子がいるああああどうしよう)
…女の人を見ると滅茶苦茶恥ずかしがる超シャイボーイであった

[main] くー : (のぼせたにーとねーがいたら、くーが助ける。です。くーが持てなかったら、従業員のにーとねーを呼ぶ……です)

[main] くー : 「……あ」気配を消していたであろうマシュアに気付いた

[main] マシュヤ・シャイング : 「…………!」
(あああ気づかれた)

[main] くー : 「いらっしゃいませ。です……ごめんなさい、にーが来てること気付けませんでした。です。施設の、ご説明は、必要ですか?」とてとて

[main] マシュヤ・シャイング : 「…………!!!」(顔をそらしつつ
(あああお腹露出しすぎだよいやここサウナ部屋だから当たり前だよ僕)

[main] マシュヤ・シャイング : 「……………タノム」小声
(あああ従業員の方?だったんだすいませんおねがいすます)

[main] くー : 「!はい。です。では今いるサウナの説明から、させてもらいます。です」顔は無表情だが、必要とされてとても張り切っている。上手く行けば、褒めてもらえるかもしれない

[main] マシュヤ・シャイング : 「……………タスカル」

[main] くー : 「サウナは、とてもむわっと、している。ですね。だから、暑さが乾いてるよりも感じやすいらしい。です。にーの身体がぽかぽかして、汗と一緒に、悪いものが出ていく…です。でも、汗をかいたら、にーは喉が渇いちゃうので、あんまり長くい過ぎないようにして、気分が悪くなったら。くーか、他のにーや、ねーに教えてほしい。です」
無事に教えて貰ったとおりに言えた。一安心だ

[main] くー : 「あとは、ぽかぽかいっぱいしたら、お風呂の方にある、お水のお風呂に入って、いっぱい冷やした後に涼んだら、にーは“ととのう”……らしい。です」
しかし直後に忘れていたことを思い出し、慌てて補足 つめがあまい

[main] マシュヤ・シャイング : 「……………アリガトウ」
(あああえらいえらいよきみ………)
既に緊張してのどはカラカラ気味だ!

[main] くー : 「!どういたしまして。です」
顔には出ないが、褒められてとてもうれしかった。思わず喜びを表すジャンプが出かけたが、なけなしの自制心でこらえる

[main] くー : (にーに、褒めて貰えた。です。くーが役に立てたの、嬉しいです)むふー

[main] マシュヤ・シャイング : 「………………………」
(ああああああこれ以上何話して良いか分からないよぉ~!😭)
取り敢えず近くにあった無料飲料水コップでごくごく

[main] くー : 「?喉がからから。です?にーは、長くサウナに入ってた、なら、そろそろお風呂に行きますか?です」

[main] くー : 説明にあったように、目の前のにーはもしかしたらすでに十分すぎるほどポカポカしているのかもしれない。これ以上サウナに入れていると、大変かもしれない。そう思い、水風呂への案内を提案する

[main] マシュヤ・シャイング : 「………………ア……………タスカル」
(ち…違……入る前で緊張して………断れないよ~~~!!!😭)

[main] くー : 「では、ご案内します。です。足元が、ふらついているかもしれないので、くーのおててを、握ってください。です」
マシュヤの手を取り、慌てずに、しかし急いで身体を冷やせる場所に案内しようとする

[main] くー : 「くーのおてては、ひんやりしやすいので、きっとのぼせてたら、冷やせると思う。です」にぎにぎ

[main] マシュヤ・シャイング : 「アッアッア」ガクガク
更に体温が(恥ずかしさで)高まっていくぅ!

[main] くー : 「あう…しつれいします。です」
この震えはまずいかもしれない。のぼせ過ぎた時に出ると教えられた発作に似ている。
ゆっくり歩いていくと大変な事になるかもしれない。そう思ってマシュヤを縦抱きの形で持ち上げる

[main] マシュヤ・シャイング : 「ア"!?」
マシュヤ は こんらんしている!

[main] くー : 「くーが、にーをちゃんと水風呂までお運びします。です。くーの身体は、ひんやりですから、くっついていてください、です」
前同士をくっつけ合う事になるので、マシュヤの腹筋あたりに彼女の胴がくっつく形になるだろう
急いで運んであげなければ

[main] マシュヤ・シャイング : 「ア゜」

[main] くー : えっほ、えっほ、揺れないように密着しながら触れ合い運ぶので、むにむにあたる

[main] マシュヤ・シャイング : (ああああああああああああ)
(助けてください冒険譚の英雄さん僕はどうすればこんな時どうすれば良いんでしょうかたすけてください)
よろしくない感覚に意識が遠のきそうになりつつ運ばれていく

[main] くー : 「あう」
固まってしまっててにーが危ない!と感じた。急いで水に入れてあげなければならない。
小走りですぐに水風呂に着いた、本来ならここで降ろすつもりだったが、彼には自分で入る余裕がなさそうだ。そう判断し、一緒に浸かることにした

[main] マシュヤ・シャイング : 「アッッッッッッ」

[main] マシュヤ・シャイング : 「」

[main] マシュヤ・シャイング :  

[main] マシュヤ・シャイング : スゥーーーーーー

[main] マシュヤ・シャイング : マシュヤは限界だった―――――

[main] くー : 「ゆっくりはいるので、温度差のドキドキは、少ないと思います。です」
ちゃぷ、と足先からつけていき・・・
「あう?」
マシュヤの脱力を疑問に思った

[main] マシュヤ・シャイング : 女の子と一緒に密着して入る―――
あまりの自らの恥ずかしさと破廉恥さにキャパシティが超えたのだ―――

[main] くー : 「……もしかして、足が冷えたので“ととのった”です?」
くーは無知だった。ととのうという情報と現状のマシュヤの状態を照合した結果、そんな結論に至った

[main] くー : (エルフのにーやねーじゃないと、眠ってのお風呂は危ない。です。このまま冷やすのはダメ。です)

[main] くー : とりあえず、マシュヤが起きるまでお風呂の中で抱っこしながら、一緒に浸かる事にした

[main] くー : いっぱいお役に立てたから、起きたらいっぱい褒めてくれるかな。
などと呑気に考えながら、水の中でマシュヤをゆったり抱っこしつつ浮かんでいるのだった

[main] マシュヤ・シャイング : 2D6 (2D6) > 9[5,4] > 9

[main] マシュヤ・シャイング : 9分後………

[main] マシュヤ・シャイング : 「はっ!!!!!」

[main] くー : 「あう」

[main] くー : びっくりした。でもゆったりとした時間から解放されたら、これだけ気合いが入るのかもしれない

[main] マシュヤ・シャイング : 「………………良かった酷い夢を見ていたようだまさか女の子と一緒にお風呂に入るだなんてそんな破廉恥で天罰が起こるような事が起こるはずが」

[main] マシュヤ・シャイング : 「…………ホワァ!!!???」

[main] くー : 「おはようございます。です」ちゃぷちゃぷ

[main] マシュヤ・シャイング : 「オハヨウゴザイマスゥ!シツレイシマシタァ!!!」ザバァ!

[main] くー : 「あう」

[main] マシュヤ・シャイング : さささーっ!と水風呂から脱出!!!

[main] マシュヤ・シャイング : ………なんかこう、風呂場の隅へ!

[main] くー : 「はい。ご利用、ありがとうございました。です。風に当たれる場所は、そっちであってます。です」
すごく元気になっている。良かった、どうやら本当に“ととのって”いたようだ。またにーの役に立てた。嬉しい

[main] マシュヤ・シャイング : ~少年冷静取り戻し中~

[main] マシュヤ・シャイング : 2D6 (2D6) > 8[4,4] > 8

[main] マシュヤ・シャイング : 頭とか洗ってたかな……

[main] くー : サウナに入りたてなので石鹸とかは軽く使ってたかもしれない

[main] マシュヤ・シャイング : そそそ……とくーちゃんの所に戻る
冷静な顔を装ってるが、目線は完全に逸しているぞ!

[main] マシュヤ・シャイング : 「…………………………………………………………………イロイロトスマナカッタ」

[main] くー : 「?にーのお役に立つのが、くーのお仕事。です」

[main] くー : 「くーは、にーのお役に立てましたか?そうなら、嬉しい。です」

[main] くー : 何故マシュヤが謝っているのか、彼女は理解できなかった。
特にひどい事をされたわけでもなく、この施設を利用して、くーのこともきちんと活用してくれたのに。と

[main] マシュヤ・シャイング : 「!……………………とても、役に立っていた……あ、ありがとう……」

[main] マシュヤ・シャイング : 目線はくーちゃんを見…て一瞬で逸らしつつ、なんとか感謝の言葉を言う
顔は真っ赤だ!

[main] くー : 「!うれしい。です」
とてもはっきり褒めてもらえた。我慢できずにとうとう小さくジャンプをしてしまう。
表情は変わらないが、微妙に目が少しだけ見開かれ、キラキラと喜びに満ちた発光を控えめに行っている

[main] くー : 「にーとねーの役にたつことが、くーの幸せ。です。なので、にーのお役にたてて、とてもうれしい。です」ぴょん
このにーは少しだけ硬い印象があったが、二回も褒めてくれたいいにーだったと思った。今日のことは、日記に書いておこう

[main] マシュヤ・シャイング : 「!…………そ、それなら…………良かった………」
(…………そうか、ルーンフォークとはこういう子もいるのか………)
目光った時に改めて気付かされたりしつつ、気恥ずかしさでもじもじ的な……!

[main] くー : 「また、何かあったら。くーか、他のにーとねーにお申し付けください。です」
ぺこり、と頭を下げ。ゆったりと一人の時間を楽しんでもらうため、離れていった

[main] マシュヤ・シャイング : ギクシャクしながらくーに頭を下げ、一人になるマシュヤであった……

[main] マシュヤ・シャイング : 「………………………」

[main] マシュヤ・シャイング : 「………………!!!」

[main] マシュヤ・シャイング : (あっあっあっ鼻血出た戻らなきゃあっあっあっ)

[main] マシュヤ・シャイング : ~完~