実物大実翠石ぬいぐるみを買ったので、改造してオナホをつけた
さっそく使おうとパンツを脱ぐと、飼い実装のミドリが水槽の中で声を上げた
『ゴシュジンサマ！なんでそんなニセモノの、それもぬいぐるみを抱くんデス！？
　もっとカワイくてコウキなホンモノのジツブツがここにいるデス！』
俺はその抗議を無視してぬいぐるみを抱えてオナホに挿入し動かす
「あ〜…いいわこれ」
『デズァァァァ！ひどいデズゥゥゥゥ！』
「うっ！……ふぅ」
『オロロ〜ン！どうしてデスゥゥゥ！』
ティッシュで息子を拭きながら俺はつぶやいた
だってお前の穴に突っ込んだらウンコついちゃうじゃん
実翠石は高くて買えねーし、ならせめてぬいぐるみをな…

加筆した物を保管庫に上げました

>ぬいぐるみ
投下乙デス
珍しいジックス系かと思ったら最近流行りの放置プレイだった

>ぬいぐるみ
ウンコ付くって・・・・まさか・・

今から20年以上前の某月某日、とある高速道路を支える柱が突然崩壊する事故が発生した
調査委員会の報告書によるとその原因は『野良実装石の糞』である事が判明した
報告書によると川辺に近かったその柱の周囲には野良実装石のコロニーが存在し３００以上生息
その実装石がトイレにしていたのが柱の根本だった結果
実装石の消化酵素が残っていた糞によって柱は通常の１００倍近くの速度で腐食して崩落に繋がったのらしい
事態を重く見た国土交通省は高速道路だけではなく橋などの支柱周辺に大分県の水を定期的に散布するなどの対策を立て
現在大分県の力を使う事に徹底抗議を繰り返す虐待派議員と議論の衝突が続いている

大分の水源そろそろ枯れそう

ゼミの同期に留学生のボブがいるんだが、こいつはとにかく良く食べた
食費で貧乏していたよ
ある日ボブが嬉しそうに言うんだ
トシアキ、ヤスイ肉、ありマシタ！って
そうだよ、実装肉さ
日本人は正直敬遠してて、食べてもたまに
平均したら年間仔実装3匹位
ボブは気に入ったようで毎日のように成体2匹分は食べていたと思う
毎日腹いっぱい肉を食べて幸せそうだった

そんなボブが体調を崩したとかで暫く休みが続いたんだ
風邪なんてひいたことないような元気なやつだったから、心配になってお見舞いに、スーパーで買ったの食用仔実装3匹パックを持って行ったんだ

部屋のインターフォンを押して、押して、押して
3回くらいかな、ガチャッ、てチェーンがついたまま、少しドアが開いた
ボブ、トシアキだ、大丈夫か？風邪か？って声をかけた
ドアの隙間からは嗄れた声で、大丈夫デス、心配しないデ、って聞こえた
何か困ってないか？取り敢えず部屋に上げてくれ、って言ったら
うつすと悪いから、と
腹を壊したような音がしていて、本当に体調も悪そうで、
仕方ない、取り敢えず見舞いの品だけ渡して帰る、そう伝えて袋から仔実装のパックを取り出したら
バッ！とドアがチェーンの限界まで開いて、手がパックを鷲掴みにするとバタン！とドアが閉じた

それっきり、何も聞こえなくなって
俺は何だか、怖くなって走って帰った
見えてしまった、ドアから伸びる腕の、その根元に、自慢のドレッドヘアは、頭頂部だけがはげて、落ち窪んだ目は爛々と輝くその、変わり果てた顔を
俺の方なんて見ちゃいなかった
目を血走らせて仔実装パックだけを見ていた

数日して、ボブは死体で発見された
死因は結偽石症

俺はニュースでボブが死んだ事を知った
死因について解説していて、

実装石を過剰に摂食すると、偽石由来の実装酸が、体内で処理できる量を超え蓄積、人間の体内に偽石を形成する
偽石は実装石の体内でしか存続できない為、実装石の成分を求め人間の生体機能に干渉を始める

大きく5段階に症状が分かれ、

0期　実装肉を好むようになる
1期　実装肉を特に好む。排便回数が増え、胃腸は過活動傾向、空腹感が続く
2期　慢性的に空腹感を感じ、消化不良と軟便、実装肉に執着
3期前髪の一部と襟足の一部を除いて毛髪が抜け落ち、発毛も無くなる
4期　強膜が赤と緑に染まる

らしい

0期であれば偽石を破砕するなり摘出して助かるらしい
1期以降は、段階が進むごとに不可逆に体が変質してしまい後遺症が残る
放置すれば最終的には体内に根を張り肥大した偽石が求める必要量の実装肉を摂取することが不可能となり偽石が衰弱、自壊、要するにパキン

俺はそのニュースを流し聴いて、実装石からしか得られない栄養ってあるんだなぁ、とズレたことを考えていた

ボブの死がニュースとかに流れたらちゃっかり大分の水配合のソフトドリンクなんかが出回りそう

大分水併用しちゃったら腹にたまらないとかありそうだ

保管庫入れなくなったっぽい？

保管庫復帰したみたいデス

俺の前には親指実装石が一匹いる
ペットショップで買ってきた一匹３００円の命
机の真ん中、蓋のない虫かごの中からこちらを見上げおあいそを決めている
「ﾚﾁｭｰﾝ」
早速首の後ろを摘んで持ち上げると目眩ましに金平糖の欠片を口に突き込み、服を丁寧に脱がせた
「ﾚﾁｭｱ〜ﾝ」
恍惚とした表情で裸となった親指をそっと机に降ろす
２０秒ほどして現実に戻った親指は自分の体を見おろして叫びだした
「ﾁｪ、ﾁｭﾜｰ！ﾚﾁﾞｬｰｧｧ！」
半狂乱で服を摘んでいた俺の方へと駆け寄る
ファイト開始だ

涙目の親指のギリギリ手の届かないラインに服をぶら下げる
親指は必死に垂直跳びで服を掴もうとしていた
「ﾚｯﾁ！ﾚｯﾁｬ！ﾚﾁｬ！ﾚﾁｬ！」
ぴょんぴょんと跳ねるが4センチも跳んでいない
少し下げてやるとどうにか裾を挟み込んでぶら下がった
「ﾚｯﾁｬｧ！」
もう少し下げてギリギリ足がつくかつかないかで止める
「ﾚｰｯ…ﾚｯﾁｬ…ﾚﾚﾚ…」
短い足をプルプルさせ顔を真赤にして居る
その内に握力、握力でいいのか、挟む力が、突きたのかﾚﾁｬｯと小さくないて尻餅をついた
「ﾚｯﾁｬｱｱｧ！ﾁﾞｰﾁﾞｰ！」
眉間から鼻筋…、鼻筋…？に皺を寄せ、何故か四つ足の体勢で尻を上げフリフリ威嚇の構えだ
ﾁﾞｰﾁﾞｰと鳴くさまは鼠にも近く感じられる

俺はボールペンを取り出すと指先で振り親指の右頬を跳ね上げた
「ﾍﾞﾁﾞ」
勢いのままコロコロと転がる親指
頬を抑え身を起こす呆然と座り込んで、ややあってから盛大に泣き喚いた
ﾚｪｰﾝ！ﾚｪｰﾝ！とわざとらしい鳴き声を上げて顔を覆っているがチラチラとこちらを伺っているのが丸見えである。
ボールペンの先で泣いている親指の頬を押し、そのままグリグリとテーブルに押し付ける。
「ﾚﾚﾚｯ！？」
短い手足をパタパタと抵抗を試みるがそもそもペン先を撫でるだけだ
10秒ほどもがくと
「ﾘｭ、ﾘｭ〜ﾝ♡」
どうにかこうにか手をおあいその形にもっていき甘ったれた声をあげ始める

そのまま圧迫を続けるとカリッという手応えと共に親指の歯が砕け口の中ほどまでペン先がめり込んだ
「ﾚﾋﾞｬｧｧｧｧｧ！ﾚﾋﾟィ゙！」
イゴイゴと手足をばたつかせパンコン
「ﾚﾋ…ｯｸ…ﾚﾋ…」
しばらく観察していると疲れ果てたのか動きが悪くすすり泣き始めたので解放してやると、這いずって俺から距離をとり始めた
俺はその背中に向けて左手の親指と人差し指に引っ掛けた輪ゴムを右手で程々に引っ張って弾いた
「ﾚﾋﾟ！ﾚﾋﾞｬｯ！ﾚﾁﾞ！」
鋭い痛みに動きを止め仰け反る
背中の服はやや裂け、スリットからミミズ腫れが見て取れた
3分ほどだろうか、続けているとその内に気絶してピクリともしなくなった
今日はコレくらいにしておこう
使わなくなったプロテインシェイカーに余りのプロテインパウダーを少し入れ、親指を放り込むと蓋をして戸棚にしまった

服を着るところが抜けた

同情をかうための落ち込んでるアピールとチラチラの習性ほんとマヌケすぎて好き

繭を作る仔実装を知っているだろうか
蛆じゃなくて仔実装
なんでも、善良な仔実装が、幸せの絶頂に、飼い主への愛情を抱き、ほんの僅かな不安をスパイスに夢想変化を遂げるらしい
愛護事典に書いてある

繭からは仔実装が人と化して産まれるらしい
非常に確率は低く、人化した仔実装は高値で売れる　らしい

らしい、らしいと続いたが、何某かの引用の引用で出典の分からないまま広まった噂の類だ
信憑性はあやしい

「と言うことで揃ってしまいました」

机の上には緑の繭玉が12個

手間のかからない一攫千金くらいのつもりで私室で育てた善良な仔実装
公園で調達したものから選別した

12匹は、お金だけ置いていく親のような適当飼育で全て繭になった

リンガルのログを見るに、俺の日課である自慰(一日3回)を見ていたが鍵のようだが気色悪くて見るのを辞めた

「どうすんだこれ…」
何処を探しても途中で割ったとかばかりで育て方なんて見つからない

途方に暮れて自慰をしたその時！
迸る激情の雫、その一雫が繭へと降り注いだ！

パカッとな
「うおっまぶしっ」

赤と緑の閃光が溢れ
「テッテレー！」
澄んだ声
コレは…
「テッスン！」
アニメ声の中実装
膝から崩れ落ちた

しかしめげてはいけない
俺は確信を持って、欲情の証を残る繭へと薙ぎ払う様に振り撒いた

すると突如として実装石のコーラスが響き繭が輪を描いて回りだした！
「これは…！確定演出！」
実装石を投入して回す11連！
室内に赤緑の稲妻が走る

戸棚のホコリも、布団も何もかも吹き飛ばして煙が辺りを包んだ
隣室の壁ドンはコーラスを支える8ビートのパーカッションだ

1つ目が輪から外れ机に転がる
バリッ！
「テッテレー！」
仔実装だ
「次ィ！」
「ﾁﾍﾞｯ」

仔実装を机から払い落とす

2つ目
「テッテレー！」
現れたのは唐草模様の服を着た実装石
「次ィ！」
そっと脇に置いた
3つ目
「テッテレー！」
黒髪の仔実装
「次ィ！」
たたきつぶす
中略
更に数匹の仔実装を払いのけ叩き潰しとうとう最後の一つとなった

ヤカンや、ハズレと書いた紙などカオスな中身もあったが、最後の一つは紫電を纏った大振りの出で立ちでレア確定であろう

最後の繭に亀裂が走る
中から光が漏れ出し
チリチリと前髪がざわつく
産毛を誰かが撫で回すようなゾクゾクとした感覚が全身を這い周り、紫電はいよいよ勢いを増して、隣室の壁ドンはドアノックに変わった

亀裂の広がりと共に光が更に漏れ出し部屋いっぱいにあふれ出した


赤と緑の凄まじい点滅！
「うゲッ…！」
俺は猛烈な吐き気と目眩に襲われ、床に倒れ伏した

遠のく意識と、光に溢れているのに暗くなって行く視界
自由になら無い震える手足を、何かを掴む、よすがを求めて伸ばし力尽きた

「テッテレー！」

と言う美しい声を最後に聞いた気がした…

目覚めるとそこは病室だった
「知らない天井だ」
言ってみたかった有名セリフを呟いて自分の無事と正気を確信する

居合わせた看護師から聞いた話では、俺の部屋、と言うかアパートは全焼、気を失った俺を、小柄な少女がベランダから植え込みに放り投げたらしい
焼け跡から遺体などは見つかって居ないそうだ

終り


枯れ木も山のにぎわいって言うよね

そうだね

知らないうちに火事が起きてて助けられたっぽいがちょっとわからん

ノックしてた隣人が火をつけたんでしょう

部屋の中でバチバチ稲妻やってたら火つくだろと思ったが確かに書かないとだった