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https://www.47news.jp/12638198.html
韓国大統領選は6月3日の投開票まで27日で1週間となった。革新系最大野党「共に民主党」候補の李在明前代表(60)が優位を保つが、保守系与党「国民の力」候補の金文洙前雇用労働相(73)が追い上げている。金氏陣営は保守系少数野党「改革新党」の李俊錫議員(40)との候補一本化に望みをかけるが、調整は難航している。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が23日に発表した支持率は、李在明氏が45%で金氏が36%、李俊錫氏は10%。李在明氏と金氏の差は前週の22ポイントから9ポイントとなり、27日に発表された別の世論調査でも同様の傾向となっている。
保守層が結集したとみられ、金氏陣営には若者の人気が高い李俊錫氏の支持者を取り込めれば、勝機を見いだせるとの思惑がある。
しかし、李俊錫氏は27日の記者会見で、国民の力は尹錫悦前大統領の「非常戒厳」宣言を巡って責任を負う立場だと非難し「今回の選挙で一本化はしない」と断言。金氏陣営は期日前投票が始まる29日までの一本化を目指すが、諦めムードも漂う。