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https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025053000623
県立美術館(長野市)で開かれているスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さん(76)の半生とジブリ作品制作の裏側を読み解く「鈴木敏夫とジブリ展」の来場者数が30日、5万人を達成した。会期終了まで約1カ月となり、県内外から訪れる人たちジブリの世界観を楽しんだ。
5万人目の来場者は松本市の会社員吉田孔麗(くれい)さん(29)と妻友理さん(29)、莉子ちゃん(4)の家族。記念品として鈴木さんが揮毫(きごう)した「善光寺」の書をあしらった限定グッズのトートバッグを笠原美智子館長が手渡した。
最近、「となりのトトロ」に夢中という莉子ちゃんは、持参した縫いぐるみを手に笑顔。吉田さん夫妻はトトロについて「自分たちも子どもの頃から好きだったので、かわいいよと言って見せた。小さい子も大人も楽しめる作品だと改めて感じる」と話した。
展示は鈴木さんが幼少期から親しんだ本約8800冊が並ぶ本棚や、映画1万点の紹介コーナーの他、トトロなどとの撮影スポットも人気。県と県立美術館、信濃毎日新聞社、テレビ信州が主催。