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https://www.47news.jp/12679064.html
2024年のストーカー規制法での摘発件数は1341件(前年比260件増)で、00年の同法施行以降で最多となったことが5日、警察庁のまとめで分かった。規制法に基づき、つきまといなどの行為をやめさせる行政措置「禁止命令等」の件数も2415件(同452件増)で最多。警察への相談件数は1万9567件(同276件減)で、近年は2万件前後の高い水準が続く。
ストーカー事案を巡っては、元交際相手からの被害を神奈川県警に相談していた川崎市の岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかった事件を受け、警察庁が被害者らの安全確保徹底を都道府県警に指示。警察本部や署などが緊密に連携し、組織的に対処するよう要請した。相談件数が高止まりする中でも、危害が加えられる切迫性を的確に判断し、危険性を見過ごさない体制づくりが求められる。
規制法違反の摘発は、つきまといや面会の要求、メールでの執拗な連絡などのストーカー行為が1108件。禁止命令違反が233件。
規制法以外での摘発は1743件。住居侵入が最も多い378件で脅迫が187件。